哀歌(エレジー) [New Recorded]
Shinji Tanimura
体に残る
傷でさえ
消えないことが
あるとゆう
まして心の
傷あとを
抱いて生きるも
女ゆえ
あきらめきれぬ
恋ゆえに
口唇かんで
身を焦がす
涙流せば
今日までの
がまんがすべて
嘘になる
帰る家さえ
ない鳥が
寒さこらえて
空を見る
二度と飛べない
空ならば
かくしておくれ
今夜から
死ぬも生きるも
宿命なら
恨む気持ちは
ないけれど
せめて一夜の
情けでも
あれば苦労も
耐えられる
あれば苦労も
耐えられる