minon
金井優人, ナカザワアミ
"さよなら 蝉が喚く夕
気の無い コーラを飲み干す
髪を伸ばすにもまだまだかかりそうで
知らぬ顔で溢れる街このまま紛れて行方知れず
朝が君を探し出しても醒めた夢をまだ追いかけてる
ドラマと同じ台詞を言う
疲れた 景色に溶ける
熱を放つ太陽に殺られてしまいそうだ
顰め面で溢れる駅このまま紛れて行方知れず
意味もなく眺めた先に何時も感情を奪われている
気怠い 雨に 憂鬱
つまらない 会話が 耳に入る
終点 までもう 間もなく
このまま何処かに連れて行かれたい
渇いた笑い声が
聞こえた気がした改札口
冷えた風が横を過ぎて
漸く醒めた夢に気付いた"