陽はまた昇る
Shinji Tanimura
夢を削りながら
年老いてゆくことに
気が付いた時 はじめて気付く
空の青さに
あの人に教えられた
無言のやさしさに
今さらながら涙こぼれて
酔いつぶれたそんな夜
陽はまた昇る
どんな人の心にも
あー 生きてるとは
燃えながら暮すこと
冬晴れの空 流れる煙 風は北風
鉢植えの紫蘭の花
朝の雨にうたれ
息絶えだえに ただひたすらに
遠い窓の外
もしかして言わなければ
別離ずにすむものを
それでも明日の貴方の為に
あえて言おう"さよなら"と
陽はまた昇る
どんな人の心にも
あー 生きてるとは
燃えながら暮すこと
春はまだ遠く 哀しむ人よ 貴方を愛す
陽はまた昇る
どんな人の心にも
あー 生きてるとは
燃えながら暮すこと
春はまだ遠く 哀しむ人よ 貴方を愛す
春はまだ遠く 哀しむ人よ 貴方を愛す