スピカの住み処
Koji Mihara
あなたと私だけの星空へ
そのままの すのままの ありのままを作らせて
青白いワンピースを着こなして
今までも これからも 変わらずに歩いてく
空がとても強く光って
流星が夜の目の前で踊りだした 踊りだした 踊りだした
輝く星の中のスピカが行ってしまう
行ってしまわずに待っていてよ
ゆらめく夢の中の住み処へ行ってしまう
行ってしまわずに待っていてよ 待っていてよ
あなたと私だけの屋上で
わがままも すのままも ありのままで笑わせて
あの白いハイヒールを汚さずに
いつまでも あの頃を大切に笑わせて
雨がとても強く降り出して
人生が夜の目の前で傘をさして歩き出した
輝く星の中のスピカが行ってしまう
行ってしまわずに待っていてよ
ゆらめく夢の中の住み処へ行ってしまう
行ってしまわずに待っていてよ 待っていてよ
涙の気持ちが言葉より先走って
銃声が夢の始まりの鐘の音を大きな声で鳴らし出した
輝く星の中のあなたが行ってしまう
行ってしまわずに待っていてよ
ゆらめく夢の中の住み処へ行ってしまう
行ってしまう 行ってしまう前に会いに行くよ