捧げたい
Munetaka Maki
それまでずっと
強く抱えてた宝物さえ
霞むほどの出会い のちに
痛みのない選択
なんて残されてなく
傘すら捨てた二人
雨が包んでくれる
ねぇ 怖くなんかないよね
向かい風に飛び込む今
祝福されなくても
笑い者にされたとしても
捧げたい
たった1人のために
友を失ったとしても
捧げたい
これからずっと
消えない傷跡舐め合いながら
不安と安堵の間 だから
涙流しては再確認したくなる
同じ雪の温度に
ちゃんと触れてるのかを
もしも 空の色違うなら
どうか永遠に伝えないで
白いドレスがなくても
神様に許されなくても
捧げたい
たった一度の恋が
親を泣かせたとしても
捧げたい
健やかなるときも病めるときも
私の手を握ったのは
間違いなくあなただけ
知って欲しいのはこれだけ
愛してます 愛してます 愛してます
祝福されなくても
笑い者にされたとしても
捧げたい
たった一度の人生
私の命はあなたに
捧げたい