虚構の光
ishii tatsuya
小さな光さえ飲み込む闇が
夢ごと 流れ去っていく
あの頃 なんにも怖くなかった
今では 戻れない二人
不確実な未来 追いかけていたの
現実も忘れてひたすらに
絶望感だけは なんとなく感じ
指先 震えているの
貴方の瞳は私を通り抜け
夢だけ 見ているみたい
時間も命と繋がっているの
それだけ わかって あなた
嘘も受け入れて何もかも信じて
それだけが私のつける嘘
虚構の光でも無いよりはましで
明日は 考えないの
貴方の光は私じゃなくて
心は 影のよう揺れる
愛など忘れ去りその腕の中に
抱きしめられたい
虚構の光 追い求めて
夢でもよかったのに...
小さな光さえ飲み込む闇が
夢ごと 流れ去っていく
あの頃 なんにも怖くなかった
今では 戻れない二人
二人 二人 二人