北極星
優 安岡
この街に雨が降る
日暮れ間近の午後は 窓を濡らして
幾つもの傘が咲く
雲の上の宇宙は 遠く見えるけど
やがて風は夜空に一番星を
運んでくる
すべてを照らして (心深く)
光の夜から (受けとめたら)
切ない想いを (素顔のまま)
あなたまでこの星の何処に立っても
北極星のように
同じ場所からいつも愛を見つめてる
灰色の空の日にも
だからもう泣かないで
高く見上げる先は
踊りながら広がる星座達が
二人のために
すべてを照らして (心深く)
光の夜から (受けとめたら)
優しい想いを (素顔のまま)
あなたまで 微笑を思い出すから
ただ ただ... 一つになれたら
ただ ただ... 忘れないで
ずっとすべてを照らして (心深く)
光の夜から (受けとめたら)
幸福よ届け (素顔のまま)
あなたまで透き通る流れのままに
あなたのもとへ