色の無い世界
kiyokibashunsuke
言葉などいらないだろ?
伝えたい想いも消えた
振り返ればいつものように
黒い影がまとわりついた
孤独など恐れてない
むしろその方が楽だろ?
人はいつか消えてくモノ
あの空に全て預けた...
意味の無い 明日をまたいで
色の無い 愛が
この体を埋め尽くす...そうだろう?
逃げたっていいだろう?
もう 夜に溶けだしたい
ウソだっていいから...
誰かつながってくれないか?
貴方(きみ)も一人なんだろ?
いつかまた笑えるだろ
だから今さまよわせて...
震え出したこの指から
貴方の温もりが欲しい
夢も無い 未来を覗けば
星も無い 空が
この心を締めつける...そうだろ?
泣いたっていいだろ?
また 雨でごまかせば
ウソだっていいから...
誰か抱き寄せてくれないか?
貴方(きみ)もまだ寒いだろ?
群れて生きれば 逝き場無くして
一人の夜に震えている
孤独を知れば 暗闇に溶け
強く成れると 信じていた...
逃げたっていいだろう?
もう 夜に溶けだしたい
ウソだっていいから...
誰かつながってくれないか?
貴方(きみ)も一人なんだろ?