あたしはゆうれい
らるら らりら らったるったったるらいら
真っ赤な林檎に小さなランプ
灯りが射し込んだソファの上で
あなたはいつものように眠って
あたしは鏡の中でひたすら
悪夢が遠のくように祈った
あなたの瞳はいつだって綺麗で
心の奥まで見透かすようだ
その水晶体が映す世界で
あたしはどうにか生きてみたくて
ひたすら心に檸檬を抱いた
あたしはゆうれい あなたにみえない
ひとひらの想いも 伝わらない
それでも愛を あたしの名前を
教えてほしいの その口から
ひゅるる るるるる
お船のメロンにナイフとフォーク
綺麗に並んだテーブルの上で
あなたは美味しそうにそいつを食べた
あたしは鏡の中でひたすら
あなたが生きてる姿を見ていた
あたしの体は半透明で
見透かすものなど何にもないや
それでもやっぱり涙がでるの
おねがいよあなたのその一言で
あたしの体に血を巡らせて
あたしはゆうれい あなたはしらない
涙の理由も その色さえも
それでもきっと 変わらずにずっと
あなたが好きよ 馬鹿みたいね
ひゅるる るるるる
らるら らりら らったるったったるらいら
あたしはゆうれい あなたにみえない
ひとひらの想いも 伝わらない
それでも愛を あたしの名前を
教えてほしいの その口から
あたしはゆうれい あなたはしらない
涙の理由も その色さえも
それでもきっと 変わらずにずっと
あなたが好きよ 馬鹿みたいね
ひゅるる るるるる ひゅるる るるるる ひゅるる るるるる