景色 / 欄干 (Keshiki / Rankan)
澤部渡 (Wataru Sawabe)
[adieu (上白石萌歌)「景色 / 欄干」歌詞]
私は私を知りたいとあがくけれど
春よりもずっと 夜明けはまだ遠いみたい
たったひとつの 言葉で潰れそうだ
まだそばにいて 明かりをともして
見慣れたはずの景色が変わる 予感がする
でもそれだけじゃ足りない
いつかの私が欄干にもたれている
灼けたページの 素描のその横顔を見ている
心の中に点を打って 線でつなごう
たとえきれいな 形になんてなれそうになくてもいいから
まだそばにいて 明かりをともして
見慣れたはずの 景色を変えて
欄干から 今はただ夜明けを待つ