109 (マルキュー)
Yasushi Akimoto, Shintaro Ito
傘さえ持たずに雨の中を飛び出した
濡れてしまえば頬の涙も消えるから
すれ違う人は哀れんではくれるけど
私をわかってはくれない
彼の部屋で鉢合わせした
あの彼女はどこの誰か教えて
愛はまるで道に迷った エトランゼ
どこへ行けばいいの? 私 一人きりで
うわの空で歩いた 緩い坂を上って
気づいたら109
右手に携帯握りしめて 待っていた
彼の言葉は どんな嘘でも頷ける
友達はみんな「遊ばれてるよ」と言うから
誰にも相談できない
女の子は悲しい時
なぜここへと歩いて来るのでしょう?
愛はいつも出口見えないラビリンス
何か信じたいの 胸の奥の光
通い慣れた店先 流行りの服眺めて
泣かせてよ109
女の子はここへ来る度
身も心も大人になってゆくの
愛はまるで道に迷ったエトランゼ
どこへ行けばいいの? 私 一人きりで
うわの空で歩いた 緩い坂を上って
気づいたら109