冬の写真
大和 沢村
街は白いクリスマスイブ
君がいた去年と同じ
光る街路樹の道
君だけがいない景色
一人歩くことに
やっと慣れ始めていた
だけどこんな夜には君の声
聞きたくなるよ
独りぼっちの肩に落ちる雪
街に流れるメロディーせつなくて
逢いたいもう一度
眠りたい君のそばで
最後のクリスマス過ごした冬の
写真の中 二人
今もはしゃいでる
キャンドルライト照らす部屋で
ただずっと抱きしめあって
今日からもう泣かないと
誓ってた 愛しい夜
今 君は誰の腕の中
抱かれながら眠っているのか
逢いたいもう一度
ありふれた場面さえも
ひとつ ひとつ降りつもる
凍えそうな胸に
君がいない街に
逢いたいもう一度
ありふれた場面さえも
ひとつ ひとつ降りつもる
凍えそうな胸に
逢いたいもう一度
眠りたい君のそばで
最後のクリスマス過ごした冬の
写真の中 二人
今もはしゃいでる