Monologue
ため息が溶ける虚しさのモノローグ
Oh ひとりきり どこへ行けばいい
押し寄せる静寂を抜け出して
摩天楼の夜の波間
ヘッドライトがうねる
螺旋状になぞるテール
孤独を照らす光
真夜中過ぎのハイウェイから
見おろす 飾りたてた世界が
失くした時を呼び戻して
遠く眠らせた傷を目覚めさせる
凍てついた日々が
いたずらに過ぎて
Oh ひとりきり どこへ行けばいい
ぬぐえない憂鬱に包まれて
たどりついた闇の果てに
月が冷たく笑う
あの日 罪な別れ方で
終わった恋の痛み
ぬくもりだけで満たされるのなら
君じゃなくてもいいのに
とぎすまされた冬の風が
まだ消え残る想いをしめつけてく
眠れない夜に面影がめぐる
Oh こんなにも君を求めてる
やるせない愛しさを抱きしめて
胸の片隅 疼くようにささった刺が
まぼろしを夜空に描き
切なくさまよう
ため息が溶ける虚しさのモノローグ
Oh こんなにも君を求めてる
やりきれない愛しさを抱きしめて
切なく さまよって
愛しさ 抱きしめて