セレナーデ
只野菜摘, 堂珍嘉邦
星がひと粒 光る丘で
次のフレーズを捜してた
夢見がちな夜にくるまれ
恋は語りたがる
その先は まだ言わないでと
僕の口元 手でふさいだ
冷たい指をそっと握って
最初のキス 押しあてる
きっと 試されてるんだ
深く 信じあうために
きみが 望んでいるものの
答えを知ってる胸に耳澄ます
真心は ここにある
届けて 熱いセレナーデ
言葉より強く 伝えてくれ
止められない 溢れる想い
二人でいるこの空間を
きみの願いどおり染めたい
謎めいてる影をまとって
困るくらい綺麗だ
ふせた睫毛 瞳の中に
泣いた少女を見た気がした
どうかしてる それでもいい
確かに解りあったんだ
無垢な祈りは伝わる
奇跡 冬空のギフト
きみが 待ちわびていた雪に
笑った瞬間 僕は感謝する
時をかけ 歌いたい
心を溶かすセレナーデ
愛は未来へと 旅をしてる
きみに今 時間を贈ろう
人は淋しい生きものだけど
孤独な夜を越えて
チカラをくれる愛しい名前
そうさ 何度でも呼ぶよ
この声は 奪えない
魂そそぐセレナーデ
愛は未来へと 旅をしてる
幻想で終わるはずない
きみに今 永遠を贈ろう