八月の漂流者

雪之丞 森

岩陰で息を ひそめて
もう一度ふれた 唇
太陽に きっと見られたね
岸壁の白い ホテルで
夜明けまで飲んだ 二人は
眠らずに 夢を見ているよ
さっき咲いた吐息の薔薇も
真夏の幻夢だと 笑うのかい?
激しくて悲しげな Gypsyみたいに
君は僕の 胸で踊る
金色の汗を なぞれば
背中から指が 流れて
八月の蜜に 溶けてゆく
安らかな君の 寝顔に
怖いほど愛が 溢れて
泣きそうで 海へ飛び込んだ
抱き合うと血が滲むほど 傷んだ
君の心 救いたくて
情熱へと旅をする GyPsyみたいに
僕は君の 闇を燃やす
さっき咲いた吐息の薔薇も
真夏の幻夢だと 笑うのかい?
激しくて悲しげな Gypsyみたいに
君は僕の 胸で踊る

Trivia about the song 八月の漂流者 by EBI

Who composed the song “八月の漂流者” by EBI?
The song “八月の漂流者” by EBI was composed by 雪之丞 森.

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