Sleepless Love
麻矢 松崎
懐かしさに 降り立つ駅のホーム
重ねた 思い出に黄昏てる
仲間同士で溜まった この場所さえ
何もかも もう変わってしまった
過ぎ行く季節が 連れ去ってく
恋心だけ 止めたかった
時を超えた今も
眠れない愛に溺れてる
あなたが遠くなって 乾いた唇
出会ったあの頃の切なさも
忘れられぬまま
暮らしたこの街と別れてゆく
誕生日に選んでくれたピアス
引き出しの奥深くしまい込んで
きっとそんな半端な愛し方が
お互いの事 見失なわせた
ほどけた絆が色褪せてく
サヨナラさえも聞けないまま
通りすぎた日々が懐かしく
胸を焦がすけど
心はまだどこかで
あなたを待ってる
残された
記憶と温もりをいつか脱ぎ捨てて
見慣れたこの街に帰りたいの
時を超えた今も
眠れない愛に溺れてる
あなたが遠くなって 乾いた唇
出会ったあの頃の切なさも
忘れられぬまま
暮らしたこの街と別れてゆく