空が青空であるために
(PKA TERU) TERUHIKO KOBASHI
空が青空であるために 闇を抜けてまた陽は昇る
雨上がりグラウンドの熱を感じて抑えきれずに
疾走り出す蒼き魂達
足音に気付く事もなく 振り返る余裕さえもなく
ただ前を見て雲を追い駆けた
So 暑さで視界が歪む マウンドに落ちた汗が キラリ消えてゆく
空が青空であるために 夜を越えまた陽を照らす
夏の夢に生きてく人よ 蒼き魂に火を点けろ
アイツだけには負けたくはないと
歯を食いしばり泥だらけになった
泣いた日々や眠れなかった日々
想いだけじゃ叶いはしない夢
掴み続けたその手を離さないで
誰かが夢を叶える度に ひとつ夢が奪われてしまう
共に歩む道を選び躓いたとしても 後悔はしないだろう
儚き瞬間に射し込む涙 ダイヤの光
空が青空である限り 夜を越えまた駆け抜けろ
夏の陽射しに目を逸らさず 戦い抜くんだこの場所で
空が青空であるために