たまゆら
もう幸せにはなれませんと
筆ペンで記されたみたいだ
全てかけて幸せから逃げたわけじゃないのに
下を向いた悪魔の気のない返事
窺い知れないはずの先
何となくわかってしまった
交互に選んだ枝分かれ
盲目だった
過ぎた景色は飲み込まれ
黒いとこだけ先回り
もう幸せにはなれませんと
筆ペンで記されたみたいだ
全てかけて幸せから逃げたわけじゃないのに
遠くへ遠くへと追いやった
色付きの理想と思い出よ
乾いた日曜日の空気で
寂しくそこにいるんだろう
きっと上手に迎えない
節目節目の鮮やかさ
少し眩し過ぎたみたいだ
思い出せない華やかさ
醜いシワに問いかける
どこで間違えたんでしょうか
もう幸せとか言わないから
これ以上汚さないでよ
捨てるための覚悟さえ持ち合わせていないから
運命だと割り切れない
それが悪いんだとしたら
せめて顔見て
突き落として欲しい
消しても消しても消えない
背負う程でもない罪
決められた尺度で生きてく
それが僕
でも破ってみたい
破ってみたい
破ってみたいよ
愛し愛されたとしても
またきっと捨ててしまうから
その度に引っ叩いて欲しいんだ
目が覚めたら
幸せを追いかけて
揺れ続けながらまた落ちる
そんな月曜日をどうか楽しんで