ランバダ
Gonzalo Hermosa Gonzales, 木田浩卓, Ulises Hermoa
はらはらと手のひらから落ちる
二人してあつめた時間(とき)の砂
微笑んで いま綺麗に
さよならを告げても
この愛を思い出して
私は泣くのだろう
ざらざらと心を撫でてゆく
波の音 灼(や)けつく陽射しさえ
いつの日か色褪せても
ひそかに祈ってる
この愛で永遠(とわ)にあなた
縛りつけていたい
それぞれに明日は生きてゆく
もう二度と会うこともないまま
ランバダを踊るときだけ
ふと胸が甘く揺れて
この愛を思い出して
あなたも泣くのだろう