予感
Hyde, Ken
強く燃える太陽が私と大地を焦がす
大きな空に力強く抱かれて溶けて行くのが解る
春の日 あなたは風に身を任せ
回り舞いこの空にそっと消えていった
風が静み言葉は広がる事なく口もとで止まり
炎が力を増した
なぜ太陽は燃え尽きないのだろう
春の日あなたは風に身を任せ
回り舞いこの空にそっと消えていった
そう あなたには私が陽炎の中に
見えていたのかも知れない
今現れて その目にまた私を映してくれたら
大きな空に力強く抱かれて溶けて行くのが解る
風が少しずつ動きはじめた 私の所へ
春の日あなたは風に身を任せ
回り舞いこの空にそっと消えていった
そう あなたには私が陽炎の中に
見えていたのかも知れない
今現れて その目にまた私を映してくれたら
あの頃 あなたには私が陽炎の中に
見えていたのかも知れない
でも あなたがもうすぐこの道の向こうに
やって来る様な気がしている