うそつきの涙
Yoko Shimizu, Shin Furuya
近くにいるよ すぐそばにいるんだよ
叶わない願いを抱きながら
君と同じで 嘘のないその気持ちを隠してる
皆との待ち合わせ場所には 私と君しかいない
それだけで 占いが当たったと思ってしまう
眠たげな横顔と友達の距離でたたずんで
人混みを眺めている
君とつなげた言葉 とぎれとぎれ
何度でも笑って欲しかった
変わらず君は あの子が来るそのときを待っている
同じ顔ぶれとテーブルを囲んで 笑い合う中
気付かれず 肩と肩5センチで火傷してる
勇気とか素直さが この時間を壊すだけなら
そんなもの無くてもいい
からかうような逆さまの言葉で
伝えたい想いをかき消した
全ての嘘は 自分のためというけど分からない
そっと話してくれたこと
あの子が好きと言ったこと
強く背中を押したけど
本当はね 誰より
君を 君を 前から ずっと
近くにいたよ すぐそばにいたんだよ
叶わない願いを抱きながら
君と違って 嘘のない気持ちに嘘を付いてる
"近くにいてよ" "いつもそばにいてよ"
あふれ出す言葉を押し返す
届かないまま無くせなかった気持ちが流れてく
涙に変わって 君に手を振って