シダレヤナギ
シダレヤナギ 時折 風に吹かれ
シダレヤナギ いつかのあなたを想う
川のその辺り 一人歩きながら
遠い花火の音だけ聴いた
あの日も暑かった それなのに なぜだろう
私たちは黙って手を繋いだね
きっと心が近づきたがってたんだ
好きって気持ちは 絶対誰にも止められない
どこまでもついて行かせて
シダレヤナギ しな垂れかかるように
シダレヤナギ あなたの愛に凭れて
シダレヤナギ すべてがなし崩しに
シダレヤナギ 自分だけのものにしたいと思ってた
瞼閉じて見る夢はいつか覚めるけど
瞼開いて見る夢もある
あのままどこまでも歩けると思ってた
この手を離さなければ
ずっと 永遠
そして突然 土砂降りの雨だなんて
その運命を断ち切ろうとしていたのか
思い出はいつも悲しい
ヨゾラヤナギ 煌めく街の灯り
ヨゾラヤナギ 涙 溢れて揺れる
ヨゾラヤナギ 月日にたわみながら
ヨゾラヤナギ 愛しさは何も変わらず流されて
想う気持ちが折れないように
足元 踏ん張ってても
泣きたくなったら
泣けばいいんだ
風に吹かれるまま
シダレヤナギ しな垂れかかるように
シダレヤナギ あなたの愛に凭れて
シダレヤナギ すべてがなし崩しに
シダレヤナギ 自分だけのものにしたいと思ってた