Kanashimi wo pocket ni
畠山謙悟
何もなかったように
静けさだけが残った
雲の上を月の影が踊る
この一瞬が続けばいい
それだけを願ったのに
夢はいつもいつの間にか消える
悲しみをポケットに
詰め込んで自由になった
はずなのに今でもわからないまま
KICK KICK THE PAST
辿り着いたらまた雨
悪いのは全部俺のせい
あの日の事昨日みたいに浮かぶ
夢見る頃も過ぎて
目の前だけを見てる
2つ先の駅まであと少し
ため息を欠伸で
誤魔化して歩き出した
はずなのに今ではこの有様
KICK KICK THE PAST
心配ないと嘯いた
あてなんか無いのに
それぞれの夜が秒を刻んだ
それからはなんとなく
同じ道を繰り返し馬鹿みたいに
行ったり来たりでさ
悲しみをポケットに
詰め込んで自由になった
はずなのになぜだろう
思い出しては
KICK KICK THE PAST
わからないまま
KICK KICK THE PAST"
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