これから
Maaya Sakamoto
角をまがって 橋を渡って 神社を通り抜ける
坂をのぼって振り向くと 海が遠くに見える
春は花の匂い 夏は蝉のなく声
秋は楓 冬は星と歩いたね
名前もないこの道で あなたがいつも一緒だった
どんなさよならにも意味があるって 誰かが歌ってた
私にはまだわからない
ああ これから それを知るために
どこへでも どこまででも 望めば行けるという
見たこともない世界が この先にあるという
10年後 20年後 振り返って私 どんな気持ちで今日を思い出すかな
細く伸びた影ひとつ 風に光る若葉の匂いを
誰かとくらべたりしなくていいって あなたが言ったこと
握りしめて歩いてく
ああ 始まる 時は満ちている
どんなさよならにも意味があるって 誰かが歌ってた
私にはまだわからない
ああ これから それを知るために
そばにいることだけが愛じゃないって どこかで読んだけど
私にはまだわからない
ああ これから それを知るために