July

Yumi Matsutoya

Silence つややかな絹糸を降らせて
或る朝早く 公園を包む

重い瞼をあけるように 水蓮が音をたててた
July to be awaking
蜘蛛の巣のビーズ刺繍に 数えきれず映っていた
July to be shining

愛はあのひとがくれたの
愛はただ私の中にあったの
夏の fantasy

Silence 影の無い夢のような小径に
今 思い出が煙ってるそれは

古いフィルムを止めるように 風がひととき凪いていた
July to be quiet
杏の木を揺らしながら 鳥たちがついばんでいった
July to be free

哀しみはどこから来るの
喜びはどこへ流れてゆくの 誰もわからない
愛はあのひとがくれたの
愛はただ私の中にあったの 誰もわからない

厚いページを開くように 雲間から光差してた
July to be awaking
水面に停まる妖精が 数えきれぬ輪になってた
July to be shining

この世界でひとりだけの
この生命で一度きりの私
誰かおしえてよ

愛はあのひとがくれたの
愛はただ私の中にあったの
夏の fantasy

Trivia about the song July by 松任谷由実

On which albums was the song “July” released by 松任谷由実?
松任谷由実 released the song on the albums “U‐miz” in 1993 and “U-Miz” in 2018.
Who composed the song “July” by 松任谷由実?
The song “July” by 松任谷由実 was composed by Yumi Matsutoya.

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