月までひとっ飛び
Yumi Matsutoya
月までひとっ飛び あなたへひとっ飛び
今夜の私はちょっとちがう
千鳥足してふりかえれば 理想の彼が月に揺れてた
あなただったのね!
冴えないふうな仕事中も 本当は私わかってたのよ
もしかしたらって
帰りたくない こんな春の夜
終電時間が迫っても 行かないで
ろれつ回らないふりしたら 大丈夫かとたずねてくれる
やさしかったのね
ミスばかりして残されてる いつものあなたのままでいいの
助けてあげるわ
無くしたくない こんなチャンスを
酔ってるせいだと知ってても 覚めないで
月までひとっ飛び あなたへひとっ飛び
魔法の言葉を言ってしまおう
月までひとっ飛び あなたへひとっ飛び
今夜の私はちょっとちがう