罪と罰
Yumi Matsutoya
So sad, so sad, so sad
だって 人の心覗けない
今あなたを塗りつぶしてるか
激しく愛したあと午後の引き潮とともに
白く うつろになる
チックタクと時は過ぎてゆく
そんなふうに髪を撫でないで
肩にかかる指先 そのつめの形にさえ
私 死にたくなる
いつもうれしい分だけ あとから哀しみが来る
どんなに 燃えて求めても
決してひとつにはなれないの
もっとつらく かなしくさせてね
私だけにくれる痛みなら
静かなささやきすら 砂漠の竜巻になり
遥か連れ去られる
いつもうれしい分だけ あとから哀しみが来る
どんなに 燃えて求めても
決してひとつにはなれないの
ちょっとさめたふりをするくせは
傷つくのを うまくさけるため
悪い手管の罪は 情熱奪われる罰
だけど 今度はいや 今度はいや
So sad, so sad, so sad, so sad, so sad