Uptownは灯ともし頃
Yumi Matsutoya
ふり返れば Up town の灯りがふえてゆく
良い年してバッグひとつの家出娘
合い鍵を握りしめて 彼の部屋へと急ぐ
この先に頼るものは その笑顔だけ
いつの日にも危なげのない道を歩いて来た
でも許して この愛だけはゆずれないの
保障などない明日に 私は賭けてみる
おだやかに過ぎた日々がひきとめても
他に何も 他に何も 何もないと知っている
覚悟きめて 覚悟きめて 信じるまま生きたいの
ふり返れば Up town の (Up town の) 灯りがにじんでる
疲れ果てて帰ることなど (帰ることなど) 決してないわ
恩知らずの勝手な私 (勝手な私) 忘れていい (忘れて)
すぐに すぐに (私は忘れて) 忘れていい (私は忘れて)
(私は忘れて 私は忘れて)