益荒男さん
益荒男さんなら
踏んだり蹴ったりしても
大丈ばないよね ごめんごめん
武士かくあるべし! みたいな
標準的男性のサイズ感は
ほらジャスト
米価騰貴の こんにちに
細民困窮 省らず
目深に被ってる プライドの陰から
慈悲なき慾心 桜散る
痛勤電車もなんのその
おいどけよこの野郎!
スーツケースのバービーが
くっさいくっさいパフューム振り撒き
ピンヒールが
益荒男のピンポイント突きまくり
デゼニランドの 鼠の口元が
への字に曲がる「平成」
なんとか 終わりの頃からは
V字を夢見て谷間からポロリン
オッペケペーの時代
おめかけぜうさんごんざゐに
権利と幸福だーい嫌いな東院さん
オッペケペッポー ペッポーポー
オッペケペッポー ペッポーポー
上部の飾りと思想の欠乏
益荒男さんは やる気をなくすと
周りの馬鹿にばっか 頼ったりするね
わりかし繊細 検査の詳細
標準的日本人より数ポイント低い
デゼニランドの 鼠の口元が
わろてる わろてる
丁度終わりの ベルが鳴り終わるよ
りんりんりん りんりんりん 出口へ急げ
オッペケペーの時代
おめかけぜうさんごんざゐに
権利と幸福デフォルトの当院さん
オッペケペッポー ペッポーポー
オッペケペッポー ペッポーポー
心に自由の種を蒔け