のぞみ1号
kishida shigeru
仕方ないから
どうにもならないこととか
素敵な夢見て 結局幻だったりとか
どうしようもないことを
ただ諦める
前向いていこうや
そんな声も 耳を通過する
通過したのぞみ号は 時速300kmで
誰にも負けないように 心から走る
砕け散った心を 拾い集めるように
街はざわめく人もつぶやく
想いは交差する
夢見がちなロボットは
決まり文句も
言えないまま 電池切れ
涙があふれるよ
人の心 信を問う この輝かしさよ
雨を降らし 朝日を浴びて
勝手に立ち上がる
そーゆうことかも知れないなと
誰かが言おうとも
あてにせず 背筋をただし
あせることなく あきらめずに
立ちはだかれ
ここに生かされている
あきらめずに 立ちはだかれ
涙なんて流すな
大好きだな この夕陽を見送って
走れ 走れ 走れ 走れ