焦燥
隆 澤地
つまずきながら
時が流れたそのあとで
冷たいくらい
君は優しいさよならを
言い残し街に消えた
ひとりよがりで
寂しがりやで 強がりで...
どうかしてるのさ
僕は背中に手を振ると
青ざめて微笑む
死んでる心の行き場所が
どこにも見つからない
愛に焦るほど 悩むほど
暗闇に落ちてゆく
何が理由で
どちらのせいで いつからで...
もうやめにするよ
僕は静かにうつむくと
吐くようにささやく
つたない心の置き場所が
どこにも見つからない
愛に焦るほど 悩むほど
暗闇に落ちてゆく
愛に焦るほど 悔やむほど
暗闇で溺れる