messenger
Takeshi Kobayashi
あーいつも夜の隙間で
ひとり泣いていたあの頃
いまは 少し違う 涙がでる
あーどうして あなたが好きで
あなたに迷ってしまうの
だけど 少しでも そばに居たいよ
あなたと 森の中を
さまよっているうちに
愛にクライ 闇にクライ
物語がはじまり
出逢えた時に 開いた時に
その壁を越えるよ
あー少し重たい気持ち
地面に張り付いたままで
白く伸びた羽根が あれば いいのに
空高く 森の上を
飛んでいる夢の中で
愛がフライ 空にフライ
愛しいほどの地上に
失ったもの なくしたもの
そのすべて見つけた
何かに つまずいたら
シーンは変わってゆくけど
それでも このストーリーは
綴(つづ)られてゆくから
映画のように 子守唄のように
進んでゆくから
あーすべて受け入れるだけ
そしてそれを渡って行く
そこに メッセージがなくても
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