落花流水

Keina Suda

心を持ち寄って重ねた日々の中に
手離してしまった景色がいくつあったろう
静かな体温が触れていた夜の隙間
変わらないものを探して歩いた

痛みを伴って並べた幸せなら
忘れる事が怖くて仕方ないよな
静かな心じゃいられない 醜くとも
変わりゆくものを今日だって見送った

いずれ来るさよならの奥で
消し去れない程の焦燥を

明日の二人が此処にいたら
どんな言葉を交わすのだろう
君の姿が褪せないように
今 見た景色は手離さないで
それが僕らになるから

言葉を失った季節の美しさも
やがては心の最果てで乾くのだろう
煩い心に任せて夜の先へ
面倒な痛みは此処に捨てて行け

いずれ去る刹那の感情へ
恋々と残る花束を

明日の光を求めるのは
あまりに酷く切なくなるの
君の心に届くように
今 見た景色は手離さないよ
それが僕らの証明だ

夏の雨も冬の熱も
秋の棘も春の色も
あなたのもの
あなただけのもの

明日の二人が此処にいたら
どんな言葉を交わすのだろう
君の姿が褪せないように
今 見た景色は手離さないで
今 居る世界を愛してみようぜ
それが僕らになるから

Trivia about the song 落花流水 by 須田景凪

When was the song “落花流水” released by 須田景凪?
The song 落花流水 was released in 2022, on the album “Kumowokou / Rakkaryusui”.
Who composed the song “落花流水” by 須田景凪?
The song “落花流水” by 須田景凪 was composed by Keina Suda.

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