おやすみ夕子
俊也 仁井谷
夢がはじけて消えたのと
ビルの谷間で泣いていた
誰も迷子のこの都会だけど
僕がいつでも傍にいる
おやすみおやすみ愛しい夕子
涙をふいておやすみなさい
わたし翔べない鴎だと
淋しい眸をしてうつむいた
離れ離れのふたりだけれど
夢で逢えるさ今日もまた
おやすみおやすみ可愛い夕子
瞼を閉じておやすみなさい
街の灯りもいつか消え
ひとりぼっちの夜が更ける
そっとこころでその名を呼べば
星がまたたく北の空
おやすみおやすみ愛しい夕子
涙をふいておやすみなさい