電線は消えても
Yasushi Akimoto, Kentaro Sonoda
風に震えるあの電線は
いつしか空から もう消えてしまった
鳥も休む場所 見つからずに
僕らの頭上をぐるぐる回る
街は変わって行くって
わかっていたから 今でも
君が待っているなんて 知らずに
愛はあの日のまま
いつまでも輝きながら そこにある気がした
歳月に流されても
この胸に深く埋まった僕の想い 存在してる
家の窓から 一直線に
海に沈んでく 夕陽が見えるんだ
目の前の電線がなければ
しあわせになれると 思い込んでた
心 遮ってたのは
素直になれない僕だよ
誰のせいでもなかった 誤解さ
愛を避けてたのか
お互いに その手伸ばさずに遠くから眺めた
もっと 愛し合えば
邪魔なもの 全部 視線から消えてくって知らなかったんだ
愛はあの日のまま
いつまでも輝きながら そこにある気がした
歳月に流されても
この胸に深く埋まった僕の想い 存在してる